コリアーズ・インターナショナルの英国が発表したレポートです。
ESGはもはやオプションではなく、「マストアイテム」
欧州では、投資や企業の意思決定における環境・社会・ガバナンス(ESG)要素の取り扱いに関する新たな規制が導入され、転換点を迎えています。投資家や大手企業は、過去20年間、特にこの5年間で、複雑なESG関連のガイダンスやフレームワーク、ベンチマークを徐々に自社の事業運営に取り入れてきました。
当社の最新レポート「ESG: A Tipping Point」によると、持続可能性を推進する世界的な動きは、不動産投資市場に大きな不確実性をもたらしています。本レポートでは、投資家が新たなESGの現実を意思決定に反映させようとする中で、資本とスキルの再配分を可能にする明確で一貫性のある技術基準とベンチマークの作成を支援するために、政策立案者が実用的で実行可能な目標に合意することが緊急に必要であると指摘しています。本レポートでは、欧州の建築物を新たなESG要求事項に適合させるために、約7兆ユーロが必要になると試算しています。
本レポートの原文は、10月29日付けで発表された「ESG at a tipping point | October 2021」です。
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