2022年2月末、世界は無防備なウクライナに対するロシアの侵攻に衝撃を受けました。ウクライナの関連オフィス会社に勤めるコリアーズの従業員に対する支援や懸念の声が他のオフィスから寄せられています。
私たちは、現地従業員が自分と家族の身の安全を優先できるよう、キーウでの事業を停止するために迅速に行動しました。そして、ロシアとベラルーシでの事業の中止を発表しました。この決断は、コリアーズの価値観に従った信念のある決断です。
これからも、ウクライナの人々の安全と幸福を考えて行動します。コリアーズのリーダーたちと近隣の中央・東ヨーロッパ諸国の人々は、ウクライナの従業員とその家族が安全の確保のために国境を越える手助けをし、一時的な宿泊施設の提供、金銭的な支援、必需品の提供などを積極的に行いました。また、コリアーズ社内でウクライナの従業員に新たな雇用機会を見つける取り組みも行われていて、このレポートの発行時点では、3名にワルシャワのオフィスでの勤務を承諾してもらえました。
起業家精神あふれる専門家たちによる募金のグループ活動の他に、コリアーズではコリアーズクライシス基金を設立し、人道援助とウクライナ人の従業員への支援の取り組みを最大限実行するために、募金総額と同額の寄付を提案しました。数日のうちに世界中から何百件もの募金が寄せられ、コリアーズとシニアリーダーシップのメンバーも、赤十字国際委員会などの人道的慈善団体を通じて、ウクライナ危機アピールに多額の寄付をしました。